コップを置いて

あなたは心配していることや、嫌なことなどをずっと頭の中で考えてしまいますか? ずっと考えていたら、疲れませんか? それは水が入っているコップをずっと持つようなものなのです。疲れないためには……。

ある先生が、ストレスの管理について話していました。先生は水の入っているコップを見せて「みなさん、このコップは軽いですか。重いですか」と学生に聞きました。学生は「軽い」「重くない」「ちょっと重い」「軽くない」「重い」「とても軽い」など、さまざまな答えを言いました。先生が話を続けました。

「このコップが軽いか重いか。実はコップの重さとは関係ありません。コップを持っている時間の長さで、軽いか重いかが決まります。もし、1分だけなら、持っていられますよね。では、1時間持っていられますか? 1日中、ずっとは持っていられないでしょう。持っている時間が長ければ長いほど、コップは重く感じるようになるのです」

「今、あなたが困っていること、相談したいこと、悩んでいることも、このコップの水と同じです。あなたがずっと自分の問題について考えていたら、疲れて、嫌になってしまいでしょう。そんなときは、コップを置いて少し休みましょう。少し休んで、もう一度持ち上げればいいんです」

困っているとき、悩んでいるときに、元気になって、また人生を歩き続けることができるように、私たちはときどき休まなければなりません。ですから、心配していること、困ったこと、嫌なことをときどき頭から消して、リラックスする時間を毎日作るようにしましょう。